日本共産党の笠井亮衆院議員は22日、JR秋田駅前で開かれた街頭演説に駆け付け、来春の県議選での加賀屋ちづ子氏=現=と、秋田市議選での現職4氏の勝利で「秋田から国民の声をまったく聞かない岸田政権ノーの声をあげ、政治の大掃除をしよう」と訴えました。
笠井氏は、統一協会問題の国会論戦を紹介し、「反社会的集団であることは明らか。いますぐ解散請求を出すべきだ」と述べ、政治・行政との癒着をまともに調査しようともしない岸田政権を厳しく批判し、徹底追及する党の姿勢を示しました。
物価高騰には無為無策、賃金は上がらず、年金は引き下げ、75歳以上の医療費窓口負担2倍化、介護保険の大改悪を狙う一方、大軍拡、平和と暮らしを押しつぶす動きに断固反対すると語り、「命と暮らし、平和を守る提案・政策を実行させる日本共産党を大きく」と訴えました。
3期目をめざす加賀屋氏は、「生きていくのがつらくてしょうがない。貯蓄も底をつき、冬はどうすればいいのか」と訴える手紙を紹介し、「一人ひとりが生きやすく、自分らしく生きられる秋田にするためにがんばります」と決意表明。時折激しい雷雨となる中、足を止め最後まで聞く青年たちもいました。
【「しんぶん赤旗」2022年10月23日付】