島根県の日本共産党中部地区委員会は23日、夏の参院選で、にひそうへい前参院議員・比例候補の議席を奪還し、比例5議席の絶対確保と大田(おおだ)市議選(3月27日告示・4月3日投票)の現有2議席獲得に向け、笠井亮衆院議員を迎え、同市でオンライン演説会を開きました。
笠井氏は、岸田政権が敵基地攻撃能力の保有など、従来の憲法解釈を変更しようとしていることを厳しく批判し、憲法9条を生かした東アジア規模の友好条約をめざすことや、弱肉強食の新自由主義を転換し「やさしく強い経済」をつくる党の政策を紹介。参院選で市民と野党の共闘と日本共産党の躍進を勝ち取り、政権交代の足掛かりをつくろうと訴え「党創立100周年にふさわしい躍進で、希望の発信を島根から」と呼びかけました。
にひ氏は、コロナ危機は自己責任を押し付け、格差と貧困を広げてきた自公政治のゆがみを浮き彫りにしたとし、「コロナ危機に乗じて憲法改悪を狙う政治を終わらせ、国民の命と暮らしを守る政治を実現するため全力を尽くす」と決意表明しました。
亀谷ゆう子、宮脇やすろう両市議候補も訴えました。
【「しんぶん赤旗」2022年1月25日付】