「計画撤回のためがんばる」
米軍再編の最終合意にむけて、政府が普天間基地の代替新基地を強引に押し付けようとする緊迫した状況のなかで、4月1日、普天間基地移設予定地のキャンプ・シュワーブ基地沿岸案の海域を海上から視察しました。
案内してくれた東恩納琢磨(ジュゴン保護基金事務局長)は、「沿岸案はジュゴン保護をはじめとした自然環境と騒音などの生活環境をも破壊し、海人(うみんちゅう=漁民)の生活まで脅かすものだ。これまで辺野古沖リーフ上案に賛成してきた人たちも反対している。負担軽減の名で一方に基地強化を押し付けることは絶対に許せない」と怒りを込めて話をしてくれました。
現地を視察して、政府は原案を多少移動させたり、滑走路の角度を変えようとして受け入れを強要しようとしているが、こんな姑息な手段では根本的な解決にはならないことがを現場でまのあたりにした。計画を撤回させるため国会でも全力をあげるという気持ちでいっぱいになりました。
このあと、普天間基地の移設に反対している「座り込みテント」を訪ね、大西照雄氏(ヘリ基地反対協代表)らを激励し懇談しました。