市議選が29日に告示(8月5日投票)される富山県小矢部市で3日夜、日本共産党小矢部市委員会が笠井亮政策委員長・衆院議員を迎えて演説会を開きました。
笠井氏は、国会で公文書の改ざんや隠ぺいを続ける一方、「残業代ゼロ制度」を強行し、賭博(とばく)を合法化するカジノ法案などの成立を狙う安倍政権の暴走を厳しく批判。「平和憲法を生かしたうそのない政治、8時間働いてまともに暮らせる社会をつくるために市民と野党の本気の共闘を広げましょう。参院選での勝利と市議選での2議席実現で、安倍政権にノーの審判を下しましょう」と呼びかけました。
青山りょうすけ参院選挙区予定候補は「野党共闘を進めて、来年の参院選で自公と補完勢力を少数に追い込む」と訴えました。
市議選(定数16)で議席増をめざす、砂田よしあき=現=、堀内あきよ=新=の両市議予定候補が決意表明。9期目をめざす砂田氏は「2議席を獲得し、国保税の減免を実現させる」と力説。地域で戦争法反対などの運動に取り組む堀内氏は「平和憲法を守り、働く人の味方として頑張る」と語りました。各弁士の力強い訴えに、聴衆は「そうだ!」と声を上げ、共闘を進める決意を固め合いました。
【「しんぶん赤旗」2018年7月5日付】