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【09.06.09】憲法審査会規程の制定に反対

議運委員会で笠井議員が反対表明

 
自民、公明の与党は9日の衆院議院運営委員会で、改憲原案の審査権限を持つ憲法審査会の規程案の議決を11日の本会議で行うことを決めました。
 日本共産党、民主党、社民党、国民新党の野党は反対しました。
 審査会規程の制定は、改憲案づくりを含む改憲論議を国会で始動させようとするものです。憲法改定にかかわる問題で、野党の反対を無視し数の力で押し切るやり方は重大です。
 同委員会では憲法調査会等の審査に関係していた日本共産党と社民党の議員から意見聴取が行われました。
 日本共産党は、規程制定を議題とすること自体に反対する立場から、こうした意見聴取を行うことにも反対し、どうしても強行される場合には意見を述べるとしてきました。
 意見表明に立った日本共産党の笠井亮前憲法調査特別委員は「改憲手続きを整備する狙いは9条改憲の条件づくりにほかならない」と指摘。「『憲法に改正規定がありながら、手続き法がないのは立法不作為だ』といって改憲手続き法を強行し、今度は、『手続き法が成立したのに、憲法審査会規程をつくらないのは違法だ』というが、今国民が望んでいることは憲法改正ではない」と述べ、審査会規程の制定に強く反対しました。委員会では、社民党も反対の意見表明をしました。(しんぶん赤旗/2009年6月10日より)
◆笠井亮議員の意見表明(PDFbt_20090610142344.pdf

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