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【07.12.8】太平洋戦争開始66周年の街頭宣伝

戦争 二度とさせない

 太平洋戦争開始六十六周年の八日、日本共産党は東京・新宿駅東口で街頭演説を行いました。
 党本部勤務員が新テロ特措法案の廃案を求めるビラを配布、「しんぶん赤旗」日刊紙と日曜版を宣伝し、多くの人が弁士の訴えに耳を傾けました。
 笠井亮衆院議員は、日本の侵略で「アジアで二千万、日本人三百万人以上もの奪われた命があり、狂わされた人生がある」と述べ、過去と向き合う大切さを強調。
 その上で、沖縄戦「集団自決」や「慰安婦」への日本軍の強制がなかったという「靖国」政治を厳しく批判し、「二度と戦争をしない国にするために力を合わせよう」と力強く訴えました。
 インド洋に海上自衛隊を再派兵する新テロ特措法案が国会で山場を迎えており、この法案がテロとは無縁なアフガニスタン市民を殺す報復戦争支援法だと解明。「いま、戦争支援の給油よりも庶民への給油が必要だ。新テロ特措法案は廃案以外にない」と訴えると、「そうだ」の声と拍手が起きました。
 医師の谷川智行衆院東京ブロック比例候補は、戦前・戦後、命がけで戦争反対を一貫して訴えた日本共産党の候補者として憲法九条を守り生かすために全力で奮闘する決意を述べました。
 都内の中学校社会科教諭だった田副(たぞえ)民夫都議も歴史の事実を知る大切さを訴え、沢田あゆみ新宿区議が司会を務めました。
 谷川候補と握手した男性(78)は「太平洋戦争開始の翌年に空襲が始まり、神田の家が焼かれ、もう国力が尽きたと思った。憲法九条を守る共産党にがんばってほしい」と語りました。

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