浅野氏の政治手法批判

福祉切捨て　石原都政と同じ
　日本共産党の笠井亮衆院議員は3日、TBS系番組「サタデーずばッと」に出演し、東京知事選について、司会のみのもんた氏や自民、民主の各議員らと議論しました。
　笠井氏は、福祉切り捨てや豪華海外旅行問題などで、石原慎太郎都知事への批判が高まっているとして、日本共産党が推薦する吉田万三氏は石原都政のような「税金のむだつかいはしない」と語りました。
　番組では浅野史郎前宮城県知事が都知事選に事実上の出馬表明したことが話題に。笠井氏は浅野氏が3期12年知事をつとめた宮城県では、福祉切り捨てを重ね、大型開発の推進で借金（県債）を倍加させた事実を指摘。「浅野氏の（県政の）手法は石原知事と同じだ」と批判しました。
　民主党が知事選候補者選定をめぐって迷走していることに話が移ると、自民党の平沢勝栄衆院議員も「自民党も民主党も都議会ではオール与党だった。石原知事の予算案や議案にすべて賛成してきた」と発言。みの氏が「民主党一本筋通さないとまずいんじゃないですか」と苦言を呈する一幕もありました。（2007年3月4日／しんぶん赤旗より）