笠井亮衆院議員は9日の党議員団総会で今期で退任するにあたりあいさつをしました。あいさつの要旨は次の通りです。
今回をもちまして議員としては区切りですが、新しい挑戦のスタートに立ったという思いです。ここにおられる皆さん、諸先輩、そして全国の皆さんに、心から感謝を申し上げたいと思います。
歴代12人の首相と真っ向から論戦をしてきました。痛感するのは、大もとに迫って動かす日本共産党ならではのチーム力です。やらせメールを告発して原発再稼働を止めたこと、コロナ禍で苦しむ中小業者への徹底支援、改憲派の超ベテラン自民党重鎮を「共産党さえいなければ」と改憲が進まず悔しがらせたことなど、どれも国会議員団と事務局の皆さん、「しんぶん赤旗」、地方議員団と支部、各界のたたかいがあってこそ。その力は今、自民党政治を行き詰まり極まるところまで追い詰めています。
また、被爆2世の国会議員として核兵器禁止条約の誕生に立ち会え、欧州の気候対策を調査して日本の課題を追求し、歴史の歪曲(わいきょく)を許さず朝鮮王朝儀軌(ぎき)をもとある韓国に戻させたことなど、世界の流れを太く推進する日本共産党ならではだと確信しています。
いよいよ頑張りいかんで自民党政治をもとから変える歴史的チャンス。何としても首都東京から党の躍進へ力を尽くしたいと思います。