東京メトロ有楽町線江戸川橋駅へのエレベーター設置について、日本共産党のいたくら美千代前文京区議、笠井亮衆院議員秘書は二十三日、国土交通省から状況を聞き、設置促進を要望しました。「東京メトロ江戸川橋駅にエレベーター等の設置を求める会」の人たちも同席しました。
同駅はコンコースから地上までがバリアフリー化されておらず、十七年前から利用者らによる粘り強い運動がすすめられてきました。一昨年、エレベーター設置が決まり、工事が開始されたものの直後に中断、再開のメドはたっていません。東京メトロと、設置場所となるビルの大半の権利を保有する大手不動産会社との間で、地上権設定をめぐり調整が難航していることが中断理由とされています。
国交省は中断の事情やバリアフリー新法にもとづく制度、ビル整備の際に支出された補助金の内容などについて説明、東京メトロとしては協議を続ける意向とのべました。
いたくら前区議らは利用者の声を紹介し設置促進へ努力を求めました。