日本共産党の笠井亮衆院議員と、堀川あきこ衆院近畿比例予定候補(京都2区重複)は3日、党府委員会(京都市中京区)で、核兵器のない未来をめざす対談企画を行いました。「京都の学者・研究者日本共産党後援会」が主催しました。
「KNOW NUKES TOKYO」のメンバーの大学生が司会を務めました。
笠井議員は、自身が参加してきたさまざまな国際会議などのエピソードを交え、「“核兵器は絶対悪”と訴えてきた被爆者の活動が世界の人々の心を動かしてきた」と強調。核兵器禁止条約の採択に至る原動力について、被爆者の訴えとともに草の根の署名など市民社会の役割を指摘しました。
一方で、核の傘に頼る岸田政権を批判し「来たる総選挙で禁止条約に参加する政府にするため、力を合わせたい」と語りました。
堀川氏は、2015年のNPT再検討会議のニューヨーク行動に参加したことに触れ「議長国の方が『署名の力があるから核兵器保有国に核兵器をなくせと強力に言える』と言われた。市民社会に力があることが確信になった」と述べました。
堀川氏は、運動に参加するとともに「総選挙で、国会に送っていただき核兵器廃絶を迫る先頭に立ちたい」と決意を語りました。
【「しんぶん赤旗」2023年9月4日付】