大分県の日本共産党中部地区委員会は17日、笠井亮衆院議員を迎え、総選挙での日本共産党の勝利をめざす時局演説会を大分市で開きました。大分駅前の屋外会場には炎天下にもかかわらず多数の聴衆が詰めかけ、笠井氏の演説に大きな拍手が起きました。総選挙をたたかう田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)がビデオメッセージを寄せ、比例2議席獲得への決意を表明しました。
笠井氏は日田、中津両市などを襲った豪雨災害被災地にいち早く駆け付け、被災者の声に寄り添う田村氏ら党議員の活動に触れ、「災害が多発する九州で共産党の比例議席は住民の命綱です」と指摘しました。
「戦争準備よりも災害対策を」と続けた笠井氏は、アメリカ言いなりの大軍拡・大増税、財界言いなりの保険証廃止とマイナンバー強制など日本政治の二つのゆがみを力説。「このゆがみにメスを入れ、大本からただそうと頑張ってきたのが共産党です」と党の値打ちを強調。「総選挙では共産党を大きく伸ばして政治を変えよう。岸田政権とそれをささえる自民、公明、維新、国民の悪政にこの大分からストップをかけ、希望ある明日をともにつくっていこう」と呼びかけました。
50代女性は「大災害の大本でもある気候危機のお話が実感できた。総選挙で躍進できるよう力になりたい」と話しました。
【「しんぶん赤旗」2023年7月18日付】