統一地方選後半4市議候補決意
青森県の日本共産党津軽地区委員会は12日、弘前市で笠井亮衆院議員を迎えた演説会を開きました。安藤はるみ県議(弘前市区)、千葉こうき弘前市議、三浦こう、すとうえりか両市議候補、工藤てい子黒石市議が統一地方選勝利へ決意を語りました。
笠井氏は、日本共産党の国会論戦で青森のむつ市への大型弾薬庫新設や自衛隊の強靱(きょうじん)化をはじめとした、岸田政権の大軍拡の中身が明らかになったと語り、「統一地方選は、大軍拡を許していいのかが問われている」と力を込めました。
敵基地攻撃能力保有のねらいは、米国の戦争に日本が加わることにあると指摘。防衛相が「大規模な被害が生ずる可能性」を認めていることや、大型弾薬庫新設に元自衛艦隊司令官からも疑問の声が上がっていると述べ、「日本共産党の勝利と躍進で、平和の審判を一緒に下そう」と訴えました。
安藤氏は、県議会で党県議団ら5県議が共同提案した、敵基地攻撃能力保有に反対する意見書に、自民・公明・立民などの会派が反対し否決したと報告。「原発・核燃推進など国政言いなりの県政に対し、県民の立場でものを言う共産党の3議席が必要です」と呼びかけました。
演説を聞いた薬剤師の男性(37)は、「軍拡の予算で、全世代の医療費窓口負担を無料にできると知りました。党の候補勝利へやれることを頑張りたい」と話しました。
【「しんぶん赤旗」2023年3月14日付北海道東北版】