山形県鶴岡市で19日、日本共産党演説会が笠井亮衆院議員を迎えて開かれました。岸田政権の大軍拡・大増税強行に対して審判を下すとともに、吉村美栄子知事の県民の命と暮らしを守る県政をもっと前に進めるため、関とおる県議(鶴岡市区・定数5)の3期目の当選を必ず果たして、2人の県議団を確保させてほしいと訴えました。
笠井議員は、党県議団がコロナ支援を県に求める中で、▽医療機関への支援金支給▽保健師の増員▽国の支援対象から外れた児童関係施設職員に県独自の慰労金支給▽生理用品を県立高校などに配置▽福祉灯油の拡充―を実現したと紹介。吉村知事による国への全国一律最賃制の要望書提出に触れながら、労働者・中小業者・営農者・子育てに手厚い支援を求め、実現した関県議の議席は「鶴岡の命綱です」と関県議への支持を熱くよびかけました。
関県議は、「緊急事態の議論を求める意見書」案提出に対して党県議団だけが改憲に直結するので反対したと報告。県に対し統一協会に関与しないことを求め、自民党元県議会議長の政務活動費不正受給で独自に刑事告発し、有罪判決が確定したことなど県議団の活動を紹介し、激戦を勝ち抜く決意を表明しました。
【「しんぶん赤旗」2023年3月20日付】