来日中のウクライナ対日友好議員連盟の代表団(団長=ハリーナ・ミハイリューク最高議会議員)5人を招いて、細田博之衆院議長主催の昼食会と、超党派の「日本・ウクライナ友好議員連盟」(会長=森英介衆院議員)の意見交換会が17日に行われました。日本共産党からは笠井亮衆院議員が同議連副会長として出席しました。
昼食会で笠井氏は、「ロシアの侵略を許さないウクライナ国民の代表を歓迎します」と述べ、日本共産党がソ連やロシアの覇権主義に対して正面からたたかってきた政党であると紹介。プーチン大統領の核使用の脅威を厳しく非難しました。
日本の全国各地でスタンディングが行われるなど、ウクライナ侵略に抗議の声が広がり、日本共産党が呼びかけた支援募金は1億9172万円となっていることも報告。「『ロシアは侵略をやめよ』『国連憲章を守れ』と、皆さんとともに力を尽くしたい」とエールを送りました。
意見交換会では、ウクライナ代表団から「この瞬間もキーウが攻撃されている」という緊迫した状況が語られるとともに、「これからウクライナには冬が訪れる。ロシア軍の攻撃で、住宅、幼稚園、学校、病院などの施設がさらに深刻な状態に陥る恐れがある」とし、日本に対して非軍事の人道支援の要請がありました。
【「しんぶん赤旗」2022年10月18日付】