日本共産党の、にひそうへい参院比例候補は8日、笠井亮衆院議員の応援を受け、議席を絶対勝ち取ろうと広島市内3カ所を駆け回りました。横川駅前では中村たかえ広島選挙区候補もともに訴えました。路面電車の停留所で聞き入る人や通りがかりに手を振る人など、多くの人から注目されました。
先月行われた核兵器禁止条約の第1回締約国会議に共産党の代表として参加した笠井氏は、米国と軍事同盟関係にある国を含む34カ国がオブザーバー参加していたが、広島出身の岸田文雄首相は同会議に参加していないとして、「みなさんの1票で日本政府は被爆国として核兵器禁止条約に参加しなさいと言っていこう。参加しないのなら、参加する政府に変えよう」と訴えました。
にひ候補は「私たちの憲法は戦後何度も、再び戦争する国へという圧力をはね返して、生活と権利、民主主義と平和の力にな
ってきました」と強調。「改憲勢力に絶対負けるわけにはいかない。真正面から立ちはだかって、憲法が生きる日本をつくっていく平和の議席を共産党の比例5議席で勝ち取らせてください」と力を込めました。
広島市の作業所で働く女性(51)は「にひさんは作業所に見学に来てくれました。憲法の問題でも先頭に立っている、にひさんに国会に戻ってほしい。電話かけなどで少しでも力になりたい」と話しました。
【「しんぶん赤旗」2022年7月9日付】