日本共産党の山添拓参院東京選挙区候補は4日、全都・党と後援会総決起集会で訴えるとともに、早朝5時半から笠井亮衆院議員と調布駅に立ち、午後は目黒区、渋谷区、港区を回って「共産党を比例で伸ばし、東京で最後の1議席を争う自分を押し上げてほしい」と訴えました。
目黒区で山添氏は、自民党議員などが多数参加する神道政治連盟国会議員懇談会でLGBTQ(性的少数者)を差別する内容の冊子が配られたと指摘。「(LGBTQを)差別と偏見で見るものだ。自民党は、同性婚や選択的夫婦別姓を認めると言えない。みんなの思いを受け止めることができない政治を変える時だ」と呼びかけました。
山添氏の応援に立った青年(25)は「私はLGBTQの当事者だ。日常生活でも常に不安と恐怖を感じながら生きている。差別的で誤った知識を多くの議員が吸収して政策に落とし込む現状はやばいと思う。自分の命や暮らし、尊厳を守られながら生きていきたい。その声を国会に届けてくれる山添さんが必要だ」と語りました。
演説を聞いた世田谷区の男性(36)は「山添さんは憲法が希望だと訴えているが、自分も改憲が一番の争点だと思う。何としても改憲を止めたい」と話しました。
【「しんぶん赤旗」2022年7月5日付】