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【22.06.23】核兵器禁止条約 ドイツ・オランダ代表に要請文手渡す

日本共産党の笠井亮衆院議員は23日、核兵器禁止条約第1回締約国会議の会場で、オブザーバーとして参加しているドイツとオランダの政府代表団にそれぞれ、同会議に宛てた日本共産党の要請文を手渡しました。

笠井氏は、ドイツの代表が前日に行った発言に触れ、「米国との軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)加盟国でも、核兵器廃絶に向けて締約国と『建設的対話を続ける』と述べたことに感銘を受けました」と強調。「それこそ核保有国と非核保有国との真の『橋渡し役』ですね。日本政府も出席するべきです」と述べました。

ドイツの代表は「日本政府の決定について述べる立場にはありませんが」と述べつつ、要請文を届けてくれたことに感謝を表明しました。

オランダの代表は、笠井氏が「5年前の交渉会議にも貴国は参加されていましたね」と要請文を手渡すと、「覚えていてくれてありがとう」と応じながら、「8月の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けても対話が大切です。市民社会も含めて意見を聞きたいと思います」と応じました。

【「しんぶん赤旗」2022年6月25日付】

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