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【22.06.18】核兵器禁止条約締約国会議 21日から 核なき世界へ前進を/笠井議員 要請文送付し、出発

日本共産党の笠井亮衆院議員は18日、21日から始まる核兵器禁止条約第1回締約国会議と関連行事に参加するため、羽田空港から開催地オーストリア・ウィーンに向かいました。笠井氏は出発を前に、締約国会議成功のための要請文を会議事務局に送付しました。また17日には、都内のオーストリア大使館を訪問し、エリザベート・ベルタニョーリ駐日大使と懇談しました。(要請文全文

要請文は、締約国会議の開催を「心から歓迎する」と表明。同条約の規範力を生かし、「今日の核兵器使用の現実的危険を絶対に許さず、『核兵器のない世界』へ前進するため、以下の要請を行う」としています。

要請内容は、締約国会議が(1)核兵器使用による非人道的な結末を警告し、使用を許さない強いメッセージを発する(2)「核抑止力」論を乗り越えるよう呼びかける(3)核兵器廃絶の世論喚起へ積極的な役割を果たす―などです。

要請文はロシアのウクライナ侵略を国連憲章と国際法の「重大な侵犯」と非難、事態の収束と人道危機解決に向け国際社会が結束するために会議が貢献することを期待すると表明。唯一の戦争被爆国である日本の政府の条約参加実現へ尽力する立場を述べています。

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