憲法改悪に反対する東京共同センターは8日、東京都千代田区で決起集会を開き、全国署名4万1843人分を日本共産党の笠井亮衆院議員と、れいわ新選組の、くしぶち万里衆院議員に手渡しました。署名は手元に届いていないものも入れると5万人分を超えています。
笠井氏は「戦争も核兵器もなくさなくてはいけない。憲法9条を守るために全力を尽くす。署名をしっかり受け取ります」とあいさつ。衆院憲法審査会委員の共産党・赤嶺政賢議員が、審査会で自民、維新などが緊急事態への対応や国防のためとして改憲議論を進めようとしている国会の実態を報告しました。
明日の自由を守る若手弁護士の会の白神優理子弁護士が講演。改憲は戦争への道であること、戦争を望むのは1%の武器商人で、99%の人は命や暮らしが破壊されると強調。「この99%の人に署名を広げて改憲を阻止しよう」と呼びかけました。
参加者は集会後、国会議員会館を回り、東京選出の与野党国会議員に改憲に反対するように要請しました。
【「しんぶん赤旗」2022年6月9日付】