東京都町田市議選(定数36、立候補49人)が13日告示(20日投票)され、日本共産党の、とのむら健一(67)、細野り ゅう子(67)、佐々木とも子(66)、田中美穂(39)=以上現=、大野まこと(57)=新=の5氏が立候補し、「市政を動かした共産党市議団の議席を4から5議席に増やし、さらに市民の願いを実現する市政に転換しよう」と訴えました。
大野氏は第一声で、PCR検査の拡充などコロナ対策強化、市が5年連続で値上げしてきた国民健康保険税の負担軽減を実現し、市民の命を守ると強調。「自民、公明ら与党の請願不採択にも負けずに、温かい中学校全員給食を実現した市議団を5人に伸ばして、小中学校の約3分の1を廃止する計画を中止させよう」と語りました。
山添拓、吉良よし子両参院議員、笠井亮衆院議員が応援に駆け付けました。山添氏は「自公は小中学校統廃合をあおってきたことに何の反省もない。存続を求める請願に賛成した政党は共産党だけだ。大型開発を見直し、少人数学級、補聴器の購入補助を実現しよう。政治の責任放棄の国政と市政を町田から変えよう」と訴えました。
市議選は、自民党が11人、公明党が6人、日本維新の会が2人、都民ファーストが2人を擁立。立憲民主党、生活者ネットも議席増を目指し、49人が立候補する激戦です。
町田市長選 清原候補が第一声
東京都町田市長選が13日告示(20日投票)され、建築士の清原おさむ候補(63)=無新、日本共産党、立憲民主党、社民党、れいわ新選組、生活者ネット、緑の党推薦=が立候補し、「市民の声を聞かない現市政から、市民の声が届く、開かれた市政へと取り戻す」と訴えました。市長選は、清原氏と現職の石阪丈一氏(74)、自民が推す元都議の吉原修氏(66)、日本維新の奥澤高広氏(39)、他新人2人の合計6人のあらそいです。
清原氏は、現市政が自公維ら与党と進める小中学校統廃合計画の見直し、コロナに対応できる高度医療機関の設立、再生可能エネルギーを生かした環境都市の実現などを公約に掲げました。
【「しんぶん赤旗」2022年2月15日付】