日本共産党の笠井亮前衆院議員は27日、大激戦・大接戦のまま終盤戦を迎えた総選挙(31日投票)をたたかう大平よしのぶ衆院中国ブロック比例候補=元=と、広島市中、安佐南の両区で街頭演説をしました。
笠井氏は野党共通政策、政権協力、選挙協力の合意で野党共闘の準備はできていると強調。その上で「心張り棒となる日本共産党を大きく伸ばし、野党共闘を進める役割を果たさせてほしい。大平さんが国会でまた頑張れるように『比例は日本共産党』を二回り三回り広げて、新しい政治、政権をつくろう」と呼びかけました。
大平氏は「自民・公明は、国民には自己責任を押し付け、自分たちはお金で票を買い、政治を汚し、民主主義を踏みにじる。こんな政党、政治家に絶対に負けるわけにはいかない」と力を込めました。
中区では大西オサム衆院広島1区候補が訴え。安佐南区では「河井疑惑をただす会」の山根岩男前事務局長(広島県議補選候補)、3区市民連合の山本紀子氏が応援演説をしました。
安佐南区で聞いた同市安佐北区の女性(54)は「子どもの進学の道を閉ざさないよう、返さなくていい奨学金を実現してほしい」と期待。中区で聞いた市民は「諸外国にも大企業にもものを言う共産党の姿勢を笠井さんから聞き、自民党にはできないと思った。まともな政治に戻す共闘で共産党に頑張ってほしい」と語りました。
【「しんぶん赤旗」2021年10月28日付】