日本共産党の笠井亮衆院議員・東京比例予定候補は18日、東京都渋谷区で開かれた党演説会で「平和的、合法的に一歩一歩社会を変える共産党を総選挙で大きくして、野党連合政権を作ってご一緒に世直しを」と呼びかけました。
笠井氏は自民党総裁選に触れ「今、行うべきは臨時国会の論戦だ。野党が憲法53条に基づき請求したのに、自公政権が国会を開かないのは憲法違反だ」と批判。野党4党と市民連合が合意した「憲法に基づく政治の回復」「科学的知見に基づく新型コロナウイルス対策」「貧困と格差の是正」など6項目の共通政策を紹介しました。笠井氏は、▽命と暮らしを守る▽気候危機打開▽ジェンダー平等▽憲法を生かす平和外交で核兵器のない世界を目指すー共産党の政策を詳しく述べました。
気候危機打開では、自公政権の低すぎる二酸化炭素(CO2)削減目標や石炭火力発電所・原発依存を批判。省エネルギー・再生可能エネルギーを大胆に進め、CO2を削減する共産党の提案を示し、「欧州でも選挙の争点になっている。日本でも大争点に押し上げ頑張る」と語りました。
東京7区市民連合代表の松井奈緒さん、裁縫絵師のワタナベ・コウさんも訴えました。
【「しんぶん赤旗」2021年9月19日付】