日本共産党の笠井亮衆院議員・東京比例予定候補は3日、東京都三鷹市のJR三鷹駅前で演説し「総選挙で共産党を大きく伸ばし、希望ある日本をつくろう」と訴えました。
笠井氏は、菅首相が自民党総裁選不出馬を決めたことについて「追い詰められての政権投げ出しだ。同時に安倍・菅内閣を支えてきた自民・公明政治の責任が強く問われている」と強調。「政治を変えるには市民と野党の共闘を本気で進めて政権交代するしかない。総選挙で命とくらしを守る共産党を比例で伸ばしてほしい。野党連合政権を実現しよう」と訴えました。
笠井氏は「新型コロナの感染爆発に政治がすべきことははっきりしている。自宅放置をやめて臨時施設をつくり、検査、補償を拡大すべきだ」「三鷹市でも保健所をつくろう。医療や介護などの現場で働く人の低賃金を是正しよう」と力を込めました。
応援に立った元代々木病院外科部長の渡部実医師は「東京の自宅療養者は約2万人。症状が悪化してから入院先を探してでは遅い。政局争いをしている自民党から政治を代えて、早期治療に政策転換を」と訴えました。
【「しんぶん赤旗」2021年9月4日付】