「総選挙で命と暮らしを守る政権をつくろう」―。
日本共産党衆院東京比例予定候補の笠井亮、宮本徹、谷川智行、細野真理の4氏は21日、東京都千代田区のJR有楽町駅前で街頭演説を行いました。
細野氏は、コロナ感染が爆発する中、「原則自宅療養」という政府の方針の下で自宅で亡くなる人が続いていることを告発。「総選挙は国民の命を軽んじる政治を変えるチャンスだ」と訴えました。
谷川氏は、入院ベッドが足りない中で、病床削減法と後期高齢者医療費2倍化法を成立させた菅自公政権を批判。「命を守る手だてをとるのが政治の責任。国会開会を求める」と強調しました。
宮本氏は、厚生労働委員会で臨時の医療施設設置を求め、政府を前向きに動かしてきたことを紹介。「治療法があるのに医療を受けることができずに、命を失う事態を起こしてはいけない」と述べました。
笠井氏は、パラリンピックを中止し、動員予定の300人の医療関係者をコロナ対応に回すべきだと強調するとともに、苦境に陥った業者に規模に応じた支援金を迅速に支給すべきだと訴えました。
通りがかりに演説を聞いた大学4年生(22)は「共産党の考えの根本的部分を知りたいと思った」と話しました。
【「しんぶん赤旗」2021年8月22日付】