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【21.08.06】ヒロシマデー集会「条約参加の政府ぜひ」/ 特別企画で笠井氏と若者

6日のヒロシマデー集会の特別企画で、参加要請に応えた日本共産党の笠井亮衆院議員と大学生、高校生が核兵器廃絶や平和な世界の実現へ語り合いました。

笠井氏は、核兵器禁止条約の発効後、最大の焦点は日本の対応であり、「唯一の戦争被爆国である日本が条約に参加すれば、核兵器のない世界への流れを加速し、北東アジアの平和と安全、朝鮮半島の非核化にも大きく貢献できる」と強調しました。

あくまで署名を拒む菅政権を批判。総選挙は「条約への参加を求める国会議員を多く送り出し、来年の締約国会議に出席する政府をつくるチャンスだ」と述べました。

大学生の女性は、五輪で6日の黙とう要請を拒んだ国際オリンピック委員会のバッハ会長について「市民の思いをないがしろにしている」と語りました。

笠井氏は「『五輪より命』という日本国民の声に耳を傾けず強行した五輪は、平和の祭典ではなかったのか」と指摘。「菅首相も『命より五輪』で、禁止条約にも背を向ける姿勢だ。いまこそ命を守る政権に代えよう」とよびかけました。

男子高校生は「平和を実現するには何ができるか」と質問。笠井氏は「若いみなさんが被爆の実相を受け継ぎ、核兵器は全面廃絶すべきと世界に発信していくことで、命と尊厳が守られる平和な社会がつくれます。私も一緒に頑張りたい」と話しました。

【「しんぶん赤旗」2021年8月7日付】

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