調布市民にかかわるバス路線の改善求めて

　調布市民にかかわるバス路線の問題で、調布市議団、市議予定候補と田村智子参院東京選挙区候補は、二十六日に小田急バス、二十八日に京王バスに要請を行いました。国会議員団東京事務所が同席しました。
　参加者は７月に笠井亮衆院議員と行った現地調査もふまえ、利用者の声を紹介しながら、路線の新設・増便、バス停の新設や屋根・ベンチの設置などを具体的に要望しました。
　このうち京王線つつじヶ丘駅とＪＲ三鷹駅・吉祥寺駅を結ぶ路線の新設について両社は、共同して運行する方向で関係機関とも協議しており、道路などの状況や運行本数増による影響など安全面の課題があることを示しながら、「ハード面の整備がすぐには無理でも知恵を出して取り組んでいきたい」（小田急バス）、「当社としては一日も早く開設したいという気持ち」（京王バス）などと答えました。
　また小田急バスは京王線地下化によりバスの転回場所が確保できれば路線新設への新たな条件ができることを説明、京王バスは調布市役所前へのバス停設置について市と検討中であることを明らかにするなどしました。

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バス路線の新設、改善などについての要望書
小田急バス株式会社様

　日ごろから、調布市民の公共交通にご尽力いただきありがとうございます。
　私どもは、市政などに対するアンケート調査を実施いたしました。市政に対する要望にとどまらず、バス路線など、公共交通の充実に対する要望も寄せられましたので、以下要望いたします。改善していただきますようよろしくお願いします。

・京王線つつじヶ丘駅と、ＪＲ吉祥寺駅や三鷹駅を結ぶ路線を新設してください。
・成城－神代団地のバス路線を京王線つつじヶ丘駅まで延ばしてください。
・武蔵境駅－狛江駅の路線について､調布の布田－国領駅の間にもう１箇所バス停を　　　　　増やしてください。
・調布駅南口－柿生駅の増便をお願いします。（現状：平日６本、休日５本）
・バス停にベンチや屋根を設置してください。
・車椅子利用者のバス乗車に対して、積極的に受け入れ、援助を行なってください。

バス路線の新設、改善などについての要望書
京王バス株式会社様

　日頃から、バス運行など公共交通にご尽力いただきありがとうございます。
　私たちが実施しましたアンケート調査に、多くの市民のみなさんから、バス路線や停留所の改善についての要望が寄せられ、改めて現場調査などを行いました。以下、何点かについて、要望し､改善をお願いします。
・京王線つつじヶ丘駅発、ＪＲ吉祥寺駅や三鷹駅を結ぶバス路線を新設してください。
・つつじヶ丘駅南口と成城を結ぶバスを新設してください。
・調布駅南口－車返団地折返場（一部、是政）間を増便し、３０分間隔で運行してください。（現在４５分間隔）
・市役所前にバス停をつくってください。
・バス停のベンチ・屋根の設置をお願いします。（野ヶ谷バス停、諏訪神社バス停、北ノ台小バス停など）

日本共産党調布市議会議員団
調布市議会議員　　雨宮幸男
　　　　同　　　　任海千衛
　　　　同　　　　武藤千里
前調布市議会議員　岸本直子
　　　　同　　　　井樋匡利