障害者「自立支援」法案の本格審議が始まろうとするなか、障害者施策の明日をいまだから語りあおう——と4日、東京・中野区内で障害者らがフォーラムを開きました。障害者自身の収入が確保されていない現在の障害者施策の問題点や「自立支援」法案についての不安や批判の声が相次ぎました。
主催は都内の主要な障害者団体25団体が集まった「とうきょうフォーラム実行委員会」。主催者発表で、障害者や家族、ヘルパーなど関係者約1300人が参加し、1・所得保障制度 2・普通に暮らすための「人の支え」とそれを支える制度 3・安心して「自分の力」が発揮できる働く場の制度——の充実を求め、「わたしたち抜きに、わたしたちのことを決めないでください」と訴えるアピールを採択しました。日本共産党の笠井亮衆院議員が参加しました。