日本共産党全国業者後援会は22日、東京都議選と総選挙勝利に向け、オンラインを交えて演説会を開きました。
あいさつした太田義郎代表世話人(全国商工団体連合会会長)は、中小業者の社会的・経済的地位向上のために活動してきた全商連・民主商工会の歴史を振り返り、「市民と野党の共同で政権交代を実現すれば、業者運動に大きな希望が開ける。共産党の得票850万票を目指して力を尽くそう」と呼びかけました。
笠井亮衆院議員は、長引くコロナ禍と菅内閣の無為・無策で、中小業者から「1年以上も踏ん張ってきたが、もう限界だ」との声が噴出していると報告。ワクチンの安全・迅速な接種や大規模検査、十分な補償と生活支援などを柱とするコロナ対策を実施させようと述べました。
入管法改定案の廃案や、35人学級の実現など、国民の声が政治を動かしていると強調。各地の民商が持続化・家賃支援両給付金の申請を支援し、多くの中小業者から感謝されていることに敬意を述べ、「力を合わせて都議選と総選挙に勝利し、野党連合政権を誕生させて命と暮らし、生業(なりわい)を守る政治をつくろう」と訴えました。
東京業者後援会の星実会長(東京商工団体連合会会長)は、持続化給付金の再給付などの施策が必要だと主張。「営業を守るため、都議選と総選挙での共産党躍進へ全力をあげる」と述べました。
【「しんぶん赤旗」2021年5月25日付】