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≪衆院議員リレーレポ―ト≫「共産党さえいなければ、もっと早く」/『東京民報』2021.0516号

「改憲・五輪より命の危機に向き合え」の声が日本中で巻き起こるなか、共産党の存在を実感させられるできごとがありました。

私のツイッターが突然バズって、拡散が急上昇したのです。5月6日、衆議院憲法審査会で国民投票法改定案を強行する直前のことです。菅首相が、改憲の「第一歩」にとあからさまに狙いを公言。コロナ禍に乗じて緊急事態条項が必要と言い、9条を改憲し、「独裁国家」「戦争国家」へとすすむ、まさに惨事便乗、火事場泥棒そのものです。

そんな時に、ツイッターにアップされたのが2014年改定時の写真。「【覚えておこう】衆院憲法審査会50人中、改憲手続き法に反対したのは共産党・笠井議員1人 忘れてはいけない。『ひとつにまとまろう』で戦争へ突入していった歴史を。”」との投稿でした。「#国民投票法改正案採決に反対します」がつくられ、「あの歴史 あのときを繰り返させてはなりません!」と応じると、たちまち広がったのです。

改憲派の超ベテランの自民党重鎮が、「共産党さえいなければ、もっと早くすすんだのに」と悔しがったことは強烈な思い出です。9条改憲をのぞまない圧倒的な世論と運動とともにある共産党の価値ある議席。今回もツイッターにアップし、次々と拡散する人々と運動があり、この党が伸びてこそ改憲の企みを阻み、憲法を守れると改めて痛感します。コロナ禍でこそ憲法を生かせ!都議選、総選挙での党躍進、政権交代へと力が湧きます。

【「東京民報」2021年5月16日号】

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