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【06.09.02】9条を守るたたかいをダイナミックに

憲法改悪反対共同センター全国交流決起集会で国会報告

 
 日本共産党の笠井亮衆院議員は、2日開催された憲法改悪反対共同センター第4回全国交流決起集会で国会報告を行いました。集会は、全国の地方・地域、団体から400人余が参加し、悪法阻止と憲法改悪反対への運動を草の根から発展させようとの熱気に包まれました。
 笠井氏は、自民党総裁選にふれ、次期首相候補がこぞって改憲を掲げる異常さを指摘。特に安倍晋三氏は、憲法と教育基本法を占領時代の残滓とのべるなど、本来、憲法を最も尊重し擁護すべき総理大臣になる資格が根本から問われると批判しました。
 また、笠井氏は、7月の憲法調査特別委員会の海外派遣に参加し、日本の改憲論議がいかに世界と歴史に逆行するものであるか、実感こめて報告しました。与党と民主党が提出した改憲手続法案は、改憲案を通しやすいしくみが盛り込まれていますが、イタリアなどではそのような党利党略的なしくみはなく、懇談したイタリアの要人も当たり前のこととして語っていたと述べました。
 最後に笠井氏は、教育基本法案、改憲手続法案などを継続審議にしたこと、海外派遣の際にも自民党議員から9条の会が紹介されるなど、この間の運動への確信をもつとともに、秋のたたかいに向けていっそう大きな運動にひろげていきましょうとむすびました。

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