日本共産党佐賀県委員会は24日、笠井亮衆院議員を迎え、まじま省三衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補とともに佐賀市役所前で街頭演説をしました。笠井氏は「次の総選挙で日本共産党を入れた『オール野党』で政権交代を」と呼びかけました。
「市民連合さが」の岩井三樹共同代表が連帯あいさつ。立憲民主党の原口一博(佐賀1区)、大串博志(同2区)の両衆院議員、鳥栖キリスト教会の野中宏樹牧師がメッセージを寄せました。
「被爆2世」でもある笠井氏は、核兵器禁止条約の発効まであと1カ国の批准に迫っているとし「政権交代で禁止条約に参加する政府を」と訴え。九州電力玄海原発(同県玄海町)をめぐるたたかいにもふれ、野党が共同で原発ゼロ法案を提出していることを紹介しました。「次の総選挙で野党共闘を進める要の役割を果たすため、比例で日本共産党を伸ばし、政権交代する力をつけさせてほしい」と訴えました。
まじま氏は「どの業者に聞いても消費税を引き下げてほしいという声ばかり。消費税を引き下げる野党連合政権をみなさんと一緒に実現したい」と訴えました。
訴えを聞いた同市の男性(79)は「共産党が野党合同で政権を倒そうと提起するのはいい」と話しました。
【「しんぶん赤旗」2020年10月25日付】