日本共産党の笠井亮衆院議員は23日、埼玉県富士見市で街頭演説し、26日投票の市長選をたたかう「新しい富士見市をつくるにじいろの会」の石川よしえ候補=無所属新、共産党推薦=と、同日投票の市議補選(定数1)での共産党の木村くにのり候補=新=の当選を訴えました。
笠井氏は、22日に全国でも埼玉県でも新型コロナウイルスの新たな感染者が過去最多となるなかで、旅行需要喚起策「Go To トラベル」事業の実施を強行した安倍政権を批判。国民の声がコロナ対策の前進や検察庁法改定案の廃案につながったと強調し「声を上げれば政治は動きます。みなさんの一票で“にじいろ”の希望ある富士見市と日本をつくりましょう」と呼びかけました。
木村候補は「みなさんの声を、市や国、県にどんどん届け、命とくらしを守るために市議会に送ってください」と強調。自公推薦の現職と一騎打ちの市長選をたたかう石川候補は「福祉を切り捨ててきた政治のゆがみを富士見市から変えたい。格差や貧困のない社会を、ご一緒につくりましょう」と力を込めました。
演説を聞いた女性(43)は「今まで政治をあきらめていたけど、変わる期待をもってもいいのかなと思えました。石川さんに市長になってほしい」と話しました。
【「しんぶん赤旗」2020年7月24日付】