「遠い地域も参加できる」
非核の政府を求める会は17日、オンラインで常任世話人会を開きました。
非核・平和をめぐる情勢論議では、同会が被爆75年にあたり被爆国にふさわしい役割を果たすよう日本政府に求めたのに対し、政府側が「核兵器禁止条約に署名しない」「他国の核軍事力に頼らざるを得ない」と応じたことが紹介され、「被爆国の政府が禁止条約発効の最初の50カ国に入らないのは許されない」「政権を変えることが大事だ」と語られました。
原水爆禁止2020年世界大会(オンライン)のとりくみについて議論。魅力的なゲストや世界の多彩な分野からの発言者の顔ぶれが紹介され、「オンライン大会で遠い地域でも積極的に参加できる。魅力を広げて成功させたい」などの発言がありました。
強引に国会を閉会した安倍政権について、”みずから責任をとらず、国民に自己責任を求める政治”が鮮明になっていると指摘。「安倍首相が国会審議に出席して責任を果たすべきだ」と批判しました。
各国政府に対し、被爆75年を核兵器禁止・廃絶の転機とするための要請文を送ることを確認しました。
(写真)オンライン会議に参加する笠井亮衆議院議員
【「しんぶん赤旗」2020年7月20日付】