安全・便利な駅に 党板橋区議団、田村智子さんらと
日本共産党板橋区議団は5日、国会内で、板橋区内の東武東上線各駅の改善を求めて東武鉄道に申入れました。山内金久、大田伸一、かなざき文子、熊倉ふみ子、松崎いたる、竹内愛の各区議が参加し、笠井亮衆院議員、田村智子参院東京選挙区候補が同席しました。
党区議団は利用者の声をうけ、5月15日に区内各駅の安全性、利便性の調査を実施し、身体障害者対応の券売機が車いすでは利用しにくくなっていることなどを確認しました。これに基づき、身体障害者用券売機の改善、エレベーター未設置駅の上下各ホームへのエレベーター設置、臨時改札口の常時開設や開設時間の延長など、各駅共通と各駅別含め26項目を要望しました。
党区議団は、中板橋駅構内と道路との段差や駐輪場を区切る鉄さくが障害者の利用を妨げていることなど、各駅の現状を細かく説明し、改善を求めました。
田村氏は踏切での危険性に触れ、「事故が起きてからでは遅い」と話し、改善を要求。笠井氏は「バリアフリーは国でも議論になっており、鉄道会社は公共交通としての責任がある。住民の実感のこもった問題点をくんで具体的に改善してほしい」とのべました。
東武鉄道側は、成増駅で今年度決まっているエレベーターの設置工事に合わせ、鉄柱の塗装のはがれやトイレ前で切れている点字ブロックの改修を約束しました。(以上、本文は「しんぶん赤旗」2006年6月6日付より)