日本共産党三重県委員会は、笠井亮衆院議員・政策委員長を迎えて、参院選の勝利をめざす演説会を28日に四日市市で、29日に津市で開きました。
笠井氏は、三重選挙区での、よしの正英野党統一予定候補(無所属)の勝利、比例代表選挙で日本共産党の躍進を訴え、「安倍政治を終わらせ、新しい政治の流れの一歩を、この三重から踏み出そう」と呼びかけました。
笠井氏は、年金問題に触れ、安倍総理との論戦で年金がこれから7兆円も減ることが明らかになったと述べ、年金を減らし、将来は自分で蓄えよとする自公政権を批判。高額所得者優遇の年金制度の見直しや、年金積立金の有効な活用などの財源を示し「この対案を持っている日本共産党を参院選で伸ばして、減らない年金、頼れる年金の一歩を踏み出そう」と訴えると大きな拍手が起こりました。
井上さとし参院議員・比例予定候補が「核兵器禁止条約にサインし、憲法9条を守り平和外交で核兵器廃絶の先頭に立つ政府へ変える。これが被爆2世、比例予定候補として一番の決意」と述べると拍手が巻き起こりました。
「市民連合みえ」の呼びかけ人の芦葉甫弁護士、高山進三重大学名誉教授の両氏や、森一恵弁護士があいさつし、よしの正英野党統一予定候補からのメッセージが紹介されました。
【「しんぶん赤旗」2019年6月30日付】