第90回三多摩メーデーは1日、東京都三鷹市の井の頭公園で開かれ、約3000人が参加しました。参加者は「憲法をくらしに生かそう」「最低賃金の大幅値上げでくらしを守ろう」などと力強く声をあげて行進しました。
芳賀次郎実行委員長(三多摩労連議長)が主催者あいさつ。8時間働けば普通に暮らせる社会へ、最低時給1500円以上を全国で実現し、7月の参院選で「消費税増税や戦争する国づくりをやめさせるために、私たちの底力を見せよう」と呼びかけました。
争議団や各課題に取り組む人たちがアピール。障害者の共同作業所で働く人たちは、職員と障害者がともに権利保障を訴えました。
都立病院の労働者は、行政医療の削減につながる都立病院の独立行政法人化に反対を表明。また、米軍横田基地撤去を求める西多摩の会と賛同者が危険なオスプレイの配備撤回を訴えました。
日本共産党から、吉良よし子参院議員、笠井亮、宮本徹両衆院議員、清水ひで子、尾崎あや子、原のり子、池川友一の各都議、地方議員が出席。吉良氏は、「新しい政治を作るのは国民、労働者の声だ。消費税増税中止、改憲阻止に向け参院選勝利へと頑張る」とあいさつしました。
また、渡辺浩一郎元自由党衆院議員も参加しました。【「しんぶん赤旗」2019年5月2日付】