日本共産党の笠井亮政策委員長・衆院議員は23日、埼玉県所沢市で行われた党街頭演説で、統一地方選と参院選で勝利し「安倍政治にノーの声を」と訴えました。
笠井氏は、統計不正や消費税増税などの問題にふれ、安倍政権を批判。20日の衆院予算委員会で、高すぎる国民健康保険料・税の引き下げを求めたことを紹介し「国がちゃんとお金を出して協会けんぽ並みに引き下げれば、所沢市の国保税も半分以下になる。そうした方向で国政や県政、市政に働きかけ、国保税引き下げへ頑張りましょう」と呼びかけました。
伊藤岳参院埼玉選挙区予定候補は「安倍政権は、自治体の自衛隊員募集の協力拒否を理由に9条改憲を言い始め、新たな危険な暴走が始まった。こんな政治は、もう変えましょう」と力を込めました。
県議選西1区(所沢市)で自民党、公明党、国民民主党の現職らと定数4を5人で争う、やぎした礼子県議団長は、商店街を消費税増税問題で訪問し「ポイント還元するくらいなら、なぜ増税するのか」など、怒りの声が寄せられたことを紹介。「増税賛成という人は誰一人いなかった。共産党の躍進で、消費税増税をストップさせましょう」と訴えました。
【「しんぶん赤旗」2019年2月24日付】