日本共産党の笠井政策委員長は22日の記者会見で、自民党が田畑毅衆院議員の離党届を受理したことについて問われ、「離党で済ませる自民党の人権感覚のなさ、時代錯誤ぶりが甚だしい」と厳しく批判しました。
笠井氏は、「いま性暴力は許さないという声がこれだけあがっているときに、『問題にならないようにやらないと駄目だよな。同じことをやるにしてもね』などという発言まで飛び出すのも、その表れだ。本人の議員辞職は当然だし、菅義偉官房長官が『党で適切に対応する。政府として女性への暴力根絶にしっかり取り組む』というのなら、なぜ自民党は議員辞職させないのか。政権与党の姿勢が根本から問われている」と述べました。
【「しんぶん赤旗」2019年2月23日付】