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【06.03.07】東京都腎臓病患者連絡協議会(東腎協)と懇談

人工透析患者負担の引き上げに「腎臓病患者の命削るな」

東腎協会長らと懇談する笠井議員、小池議員、田村参院東京選挙区候補、かち佳代子都議
笠井議員、小池晃参院議員は、参議院議員会館で東京都腎臓病患者連絡協議会(東腎協)の榊原靖夫会長など役員5人と懇談しました。これには、田村智子参院東京選挙区候補、かち佳代子都議が同席しました。
今国会に提出されている医療改悪法案には、人工透析患者負担の引き上げが盛り込まれています。また4月に実施されようとしている診療報酬改定では、透析の夜間・休日加算の引き下げや、透析1回あたりの医療点数、検査量、透析に必要な薬剤費の引き下げなどが提案されています。
懇談では、東腎協の榊原会長が、高齢化と長期透析により通院が困難になっている患者が増えている実態を紹介し「診療報酬が引き下げられれば、夜間・休日の透析を御粉わな医施設が出てくる可能性がある。職場や自宅の近くにある施設で透析ができなくなれば、患者の生活はいっそうきびしくなる」「高額な医療だから削減するという経済的な面だけで医療を削減するのは、患者の実態を見ていない。これ以上の医療水準の低下は命を削ることになる」とのべ、医療改悪を許さないよう要望しました。また、透析患者を増やさないための知識普及や予防・管理体制の強化・推進、震災時の透析医療体制の早期確立などの要望もあわせて出されました。
小池議員は「休日・夜間の診療報酬引き下げの影響について、政府は実施前から『検証していく』といわざるをえず、ひどい内容だということを自ら認めている。透析患者の命と暮らしを守るために、みなさんと一緒にがんばっていきたい」とのべました。

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