比例代表東京ブロックから衆院議員に初当選した日本共産党の笠井亮議員は、21日の議員団総会で、次のように決意をのべました。
首都東京で58万6017人の方々に日本共産党を選んでいただき、さらに多くの方々の期待がこめられた、ずっしり重いバッジをつけることになりました。
この四年間の小泉政権の「痛み」の政治に、「生活が本当にたいへんになって、年金まで削られ、さらに増税では死ねというのか」という叫びを聞きました。選挙戦最終盤にも「自民党には愛想をつかした。民主党にもがっかりした。首尾一貫している共産党が好きになったのでがんばってくれ」という期待の声をしっかり受けとめました。国民のみなさんの苦難、痛みと正面からまともに向き合うこの党の議席の責任と役割の重さを痛感しています。大増税を許さず、福祉、介護の問題をはじめとして、国民のみんなが希望が持てるよう応援する政治に切り替えるため、おおいにがんばりたいと思います。
また、戦後・被爆60年の年に与えられた議席ということで、改めて身を引き締めています。被爆二世として、戦後50年で参院議員になったときと比べてもこの10年、「戦争のない世界」にむけて世界の流れが大きく変わってきていることを野党外交を通じて体験してきました。外国政府関係者からも「気心の通じる『たしかな野党』がんばれ」と言われてきました。
行き詰まった日本外交を転換し、九条を守りぬくたたかいでの衆参の十八人の一翼を担って、私も全力をつくします。よろしくお願いします。
(05年9月22日「しんぶん赤旗」より)