建設国保の拡充求める/厚労省に共産党国会議員団
(記事は05年12月2日「しんぶん赤旗」より)
日本共産党国会議員団は一日、建設国保組合の育成・強化と、来年度予・算で建設国保組合への特
別助成を満額確保するよう厚生労働省に要請しました。要請したのは、小池晃政策委員長(参院議員)、穀田恵二国会対策委員長(衆院議員)、笠井亮・党国会議員団建設国保対策委員会責任者(衆
院議員)、太門実紀史・同委員会事務局長(参院議員)、井上哲士参院議員です。
厚労省の保険局の国民健康保険課長は、「建設国保組合のみなさんの努力はよく承知しています。予算の満額確保に向けて努力したい」とのべました。
厚労省への要請に先立ち、日本共産党の国会議員団は、建設業に従事する技能労働者でつくる全建総連(全国建設労働組合総連合、前田幸太郎委員長)の佐藤正明書記長、徳永国安、太江拓実両書記次長ら十一人の役員と衆院第二議員会館で懇談しました。
佐藤書記長らは、国民医療の拡充とともに、「中小建設業者と労働者は、経営がひきつづき厳しいなかでも高い保険料収納率を維持してきました。
建設国の育英・強化、国保組合にたいする国庫補助は従来水準を確保するために尽力を」と訴えました。アベアスベストの即時全面禁止と、「国とアスベストで利益をあげてきた企業の責任により、すべての被害者の補償・救済をはかっていただきたい」と訴えました。
日本共産党の笠井衆院議員は「建設国保の・強化は、みなさん方建設労働者だけでなく、国民にとっても大事な問題です」と激励しました。