「都の春は今たけなわ。一日も早く政治もそうしたい」。みなさんも、そんな気持ちがつのる日々をお過ごしのことでしょう。
年初からの通常国会。私も、都内各地で頂いた熱い激励、たくさんの願いと怒りを胸に、来年度予算審議では小泉首相や閣僚への四度の質問に立ちました。耐震偽装、ライブドア、BSE、談合事件や格差問題など、小泉政治の「粉飾」と「偽装」がはがれ出す一方、「偽メール」問題で大揺れの民主党。「たしかな野党」・日本共産党の役割と議席の重みを実感します。
医療改悪や大増税、九条改憲の条件づくりの国民投票法案、教育基本法改悪、米軍再編強化など、「数の多数派」が息を吹き返し、一気呵成に押し通そうとしているようにみえますが、いずれも戦後の自民党政治がやりたくてもやれなかった「禁じ手」ばかり。「保険証一枚では医者にかかれなくなる」、「暮らしと営業がなりたたなく、青年にも仕事がない」、「再び戦争をする国にする」。寅さんならきっと、「それをいっちゃあおしまいよ」というでしょう。そんな悪政を国民は決して許しません。
文字通り、国民中心の新しい日本への条件をはらんだ歴史的転機を迎えているいま、来年のいっせい地方選挙と参議院選挙にむけて、日本共産党の新たな前進をめざし、国会内外で全力をあげる決意です。ともに力をあわせましょう。