西日本豪雨災害のなか、悪法の強行採決をくり返す安倍内閣の即刻退陣を求めて19日、国会正門前で大行動が行われました。総がかり行動実行委員会の主催で、各野党の代表や市民らが「自らの疑惑にはフタをして、悪法を通し続ける安倍政権は打倒するしかない。市民と野党が力をあわせて政治を変えよう」と訴え。8500人(主催者発表)が参加し、プラカードやキャンドルを掲げて「安倍政権を必ず倒そう」とコールしました。
東京都杉並区の女性(68)は、「こんな政治が続くことは一日だって許せません。安倍政権には辞めてもらうしかありません」。
主催者あいさつした加藤健次さん(憲法共同センター)は「安倍政権はうそと隠ぺいばかりの政権であることがはっきりしました」と指摘。改憲発議ができない状況をつくってきたとのべ、「安倍政権を倒すまで行動を続けましょう」と呼びかけました。
立民・福山哲郎幹事長、共産・山下芳生副委員長、国民・柚木道義衆院議員、無所属の会・大串博志幹事長、社民・福島瑞穂副党首、「沖縄の風」の糸数慶子代表がスピーチしました。
山下氏は「いま政治が最優先であたるべきは、被災地の救援・救助、被災者支援・復興ではありませんか」と訴え。「もはやこの政権につける薬はない。治せる医者もない。ならばみんなで力を合わせて倒すしかありません。市民と野党の共闘をいっそう発展させ、安倍政権を終わらせ、国民の声で動く新しい政治をつくりましょう」と呼びかけ、大きな拍手に包まれました。
【「しんぶん赤旗」2018年7月20日付】