党都委が国会議員団に託す
日本共産党東京都委員会は20日、9条改憲に反対する「3000万署名」集約交流集会を国会内で開き、都委員会と都内27地区委員会が集めた署名1万7733人分を党国会議員団に託しました。笠井亮、宮本徹両衆院議員と吉良よし子参院議員が参加しました。
今村順一郎・都委員会副委員長は「3000万署名を達成し、日本の多くの世論に働きかけて改憲を阻止しよう」とあいさつ。自民党が改憲発議を急ぎ、改憲勢力の活動も活発化する中、「相手の動きを上回るつもりで署名の取り組みを加速させたい」と表明しました。
笠井氏は、署名が広がれば「改憲勢力は発議が怖くてできなくなる」と指摘し、「国民は改憲を望んでいないし必要ないと、確信を持って訴えていく」と強調。吉良氏は「平和は、一人ひとりの命と人生を尊重し喜び合うところから始まる。『9条守れ』の声をあげる先頭に立ち、みなさんとともにがんばる」と決意を語りました。
集会では、各地区の代表者が街頭宣伝や全戸配布での署名集めの取り組みを語って、経験を交流。「従来にない大規模な活動が必要だ」「集いや宣伝の輪を広げていく」と目標達成に向けて決意を固めあいました。
【「しんぶん赤旗」2017年12月21日】