共産党が新宿で定例宣伝
日本共産党は14日、東京・新宿駅前で毎週木曜日に取り組んでいる、安倍政権による9条改憲に反対する「3000万人署名」を呼びかける定例宣伝を行いました。国会議員や都議会議員がマイクを握り、「憲法9条を守りましょう」「改憲発議を許さない声を広げよう」と訴えると、駅前を歩く市民が次々と足を止め、署名に応じました。
東京都新宿区の伊藤勝太郎さん(69)は、子や孫の世代を戦場に送りたくないと署名。「日本を『戦争する国』にはさせたくない。とにかく憲法を変えたいという、安倍首相にはついていけない」と話しました。
「いま米国が、しきりに北朝鮮を挑発しています。こんなときに、不戦の誓いである9条を変えてはいけません」と語った同新宿区に住む女性(63)は「絶対に戦争をしてはいけません。私にできることは少ないけど、署名に思いを託したい」。
笠井亮衆院議員、紙智子参院議員、池川友一都議会議員がスピーチ。笠井氏は、「憲法をないがしろにする政治ではなく、今こそ生かす政治を」と訴え。紙氏は「二度と戦争をしないと誓った憲法9条を守るため、ぜひ署名にご協力ください」と呼びかけました。
【「しんぶん赤旗」2017年12月15日付】