志位委員長ら出席
超党派の国会議員でつくる日韓議員連盟(額賀福志郎会長)と韓国の韓日議連の第40回合同総会が11日、衆院議員会館で開かれ、北朝鮮の核・ミサイル問題に対し「制裁や圧力などの対応策」を模索するとともに「問題を平和的に解決するため緊密に協力していく」とする共同声明を採択しました。
総会には日本側から90人、韓国側から56人の国会議員が出席。日本共産党からは日韓議連顧問の志位和夫、常任幹事の穀田恵二、幹事の笠井亮各衆院議員が参加しました。
額賀氏はあいさつで、1998年に当時の小渕恵三首相と金大中(キム・デジュン)大統領との間で交わされた日韓共同宣言に、日本の植民地支配への「痛切な反省」や「お詫(わ)び」などが明記されたことにもふれながら、「相手の立場を考えながら未来志向で日韓両国の発展を期したい」と話しました。
韓日議連の姜昌一(カン・チャンイル)会長は、両国関係が冷え込んだ時期も議連がかけ橋として努力をしてきたことを指摘。「両国の友好増進と協力体制は両国や両国国民のみならず北東アジアの平和と繁栄に大きく寄与する」と述べました。
開会式では大島理森衆院議長、李洙勲(イ・スフン)駐日韓国特命全権大使らが来賓として出席。志位氏も来賓として紹介されました。
総会には日本共産党から志位氏らの他に塩川鉄也、宮本岳志、藤野保史、畑野君枝、本村伸子各衆院議員、井上哲士、吉良よし子、倉林明子、辰巳孝太郎、山添拓各参院議員も参加しました。
【「しんぶん赤旗」2017年12月12日付】