笠井政策委員長、改めて要求
日本共産党の笠井亮政策委員長は27日、国会内で記者会見し、麻生太郎財務相が同日午前の記者会見でセクハラ報道で辞任した福田淳一前事務次官を処分する方針を示しつつ、「セクハラ行為は断定できない」と述べたことを受け、「肝心のセクハラをいまだに認めず、何の反省も謝罪もない」と厳しく指摘し、あらためて麻生太郎財務相の辞任を強く求めました。
笠井氏は、被害者に名乗り出よと要求して、それがなければセクハラ認定できないと言ってきた財務省の対応は、被害者の救済と被害根絶にとって最悪の対応だと指摘。福田氏が、被害者が明らかになってもなおセクハラを認めずに居直っているのは「麻生財務相と安倍政権が(福田氏の)言い分を受け入れて、かばう姿勢に終始してきたからだ」として、「その点では、安倍政権自身の責任が厳しく問われる」と強調しました。
【「しんぶん赤旗」2018/4/28付】