衆院厚生労働委員会で、障害者「自立支援」法案の参考人質疑が行われました。
福島県精神障害者家族会連合会の相澤與一会長、さいたま市手をつなぐ育成会の浅輪田鶴子会長、全国心臓病の子どもを守る会の水谷幸司事務局次長、亀井利克三重県名張市長ら6人が出席。
「今回の法案をめぐって、障害者の家族の悩みや願いをどう感じているか」との質問に、相澤氏は「家族は自分たちが死んだ後のことを心配している。親なしでも所得が保障されていることが必要。働ける障害者に働く場を提供してほしい」と答えました。
厚労委員会理事会では与党側は26日の採決を主張。総選挙で議員の構成も変わり、参考人からも慎重審議を求めるさまざまな意見が出る中で、採決などとんでもないことです。「きょうの段階で採決日程が出てくるなどとんでもない。徹底した審議が必要」と採決反対を強く主張し、民主党、社民党も反対する中で、明日26日の理事会で改めて協議することになりました。