老朽化ガス管 交換支援ぜひ
(「しんぶん赤旗」2013年5月3日付より)
日本共産党の小竹ひろ子(文京区)、鈴木けんいち(荒川区)各都議候補や笠井亮衆院議員の秘書らは2日、衆院第2議員会館内で、国土交通省から、白ガス管(亜鉛めっき鋼管)など老朽化したガス管の取り換えを、住宅の耐震改修とあわせて行う場合の国の支援制度について説明をうけ要望しました。
小竹氏らは、支援制度の具体的な内容について質問。国交省側は「技術上の指針」でガス管も補助の対象にしているが、自治体への補助事業であるため、実際に補助対象になるかは自治体の運用上の判断になると述べました。
自治体が住宅の改修と切り離し、配管の交換のみを支援する制度を設計した場合には建築行政の立場から違和感はあるが仕組みとしては可能と答えました。
小竹氏らは白ガス管の安全問題を所管する経済産業省にも対策を求めてきたと述べ、「東京ガスによると、白ガス管が地中にあるのは昭和50年代以前の古い住宅です。そこに住む多くの人は年金暮らしですから、負担軽減の拡充と周知をしてほしい」と要望しました。
国交省側は「国民の命を守る必要性と個人の資産形成のバランスのなかで、どこまでやったらいいのか議論がある。より手厚い支援がないとできないという声は聞いている」と話しました。