「平和への努力を積み重ねていくことを念じている」「武力によって、征圧するのは本当の平和ではありません。世界のあちこちにそういうことがある」「戦争という痛ましい歴史をふり返り、非戦・平和な社会をめざす決意を新たにしたい」・・・
9月18日の午後、東京・千鳥ヶ淵戦没者墓苑で、浄土真宗本願寺派(西本願寺)の不二川公勝総長、上山大峻・教学伝道研究センター所長、そして大谷光真門主の言葉が響きました。この国籍や思想・信条の違いを超えて、すべての戦没者を追悼する「全戦没者追悼法要」には、僧侶、門徒ら2800人が参列しました。
この法要は、この日が1931年に日本軍が中国への侵略戦争を開始した柳条湖事件(満州事変)の日にあたることから、同宗派が1981年から毎年おこなっているもので、戦後60年の今年は25回目。日本共産党から私が列席し、紹介されて、同じ思いを込めて焼香しました。